2008年7月29日火曜日

パターン・ランゲージと商品開発

暗黙知を共有する手法として注目されているパターンランゲージですが、
商品開発をするときのパターンランゲージというのも、面白そうです。

社会システム理論

前の席に座っている先輩に社会システム理論について聞いてみたら、いくつかキーパーソンをあげてくれた。
(1)二クラス・ルーマン
(2)タルコット・パーソンズ
(3)イマニュエル・ウォーラスティン
(4)ロバート・キング・マートン

2008年7月27日日曜日

予測コミュニティ「こうなる。」

予測コミュニティ「こうなる。」

注目のクラウドサービスですね。

RTMでGTDその2

Remember The Milk 日本版 公式ブログ » Remember The Milkで快適GTD (ゲストポスト)

いまさらですが、RTMでGTD

Remember The Milk が誇る10の特徴 - Forgot the Milk.

最近、仕事、プライベート、趣味、大学院のどれもが忙しすぎて頭がパンク状態になりました。そこで、すこしやることを整理すべく、GTDなるものを慣行しようとしたところ、RTMがGmail/greasemonkeyのAPIに対応していることが判明、早速使ってみることにしました。

肩のこらない統計学

関西学院の先生が開設されている、マーケターにとっても大変わかりやすい統計学のサイトです。

2008年7月26日土曜日

NOMOというブランド

ブランディングの分野の一つに「人材ブランディング」があります。これは、インナーブランディングのような「人を通じたブランド構築」ではなく、「人そのものをブランディング」するという考え方の分野です。日本で言えば、サニーサイドアップなどはこの人材ブランディングのリーディングカンパニーといえるでしょう。米国では選挙や芸能人などに、人材ブランドコンサルタントがついていると言われています。さて、

今日は、この記事の紹介です。米国においての「NOMO」というブランドの面白さについて論じています。論旨は、
(1)野茂はブランドであり、そのブランド資産は以下の通り。
*機能的価値:トルネード投法とフォークボールで、強打者から三振を奪う
*情緒的価値:見ているだけで、魔法使いのような気分になる
*ブランド・パーソナリティ:無言実行、言い訳をしない、他人を批判しない、ひたむき、まっしぐら
*ブランドゴール:個性的な野球選手をひとりでも多く
(2)米国にわたってから日本に新たに野茂ファンが増えたのは、日本人、日本的なものが海外から「褒められる」のは、日本人には素直にうれしいという日本人の特性に訴えたから。
(3)(2)の原因は野茂が”大リーグに渡っても、大リーグに合わせるのではなく、大リーグに認めさせた。日本人であること、多くを語らないこと、言い訳をしないこと、要求されれば馬車馬のように投げること。”(””内は記事の引用)というような自分らしさ(=ブランドアイデンティティ)を貫いたこと。
ということで、
ブランド論の基礎である、「ブランド資産(野茂ファンの野茂に対する好意イメージの総和)」「ブランドアイデンティティ(野茂自身がゆずれないと思っている自分らしさ」と「ブランド資産の中身(属性、機能価値、情緒価値、ブランドエッセンス)」というブランド構築の基本フレームワークを丁寧に利用して分析していることに好感を持ちました。この記事を御書きになっている方は関橋さんとおっしゃる元JWTの方でした。くしくも競合他社の方を紹介することになってしまいましたが、ブランド構築に関する面白い本も出版されているようです。

2008年7月24日木曜日

WEB2.0的文房具

コクヨの新型ノートです。商品開発の技法のひとつである、「他の業界で当たり前になっていることを自分の業界に当てはめている」を忠実に実行していますね。

今日の法則:他業界の当たり前を自業界に応用する

「失敗学」からストレスを考える--畑村洋太郎氏(前編)

失敗学のパイオニアで工学博士の畑村さんへのインタビュー記事です。マーケティングの視点から見ても、

新製品の50~90%は失敗すると言われています。つまり失敗を積み重ねているわけです。
以下のやりとりは、引用ですが、失敗した商品から何を学ぶか?ノウハウ化してもダメだと畑村さんはおっしゃっています。

--リスクをいかに避けるかを重視する世相です。失敗学を標準化してとらえ、失敗しないためのノウハウだと思う人もいるでしょう。

畑村:いるね。でも、失敗学は、ノウハウを得るためのものじゃないんだよ。「失敗した後にどう対応するか。次に何をやったらいいか」と尋ねる人がいるけれど、僕は「バカは明くる日もバカだ」と思ってしまう。
 目が覚めたら利口になっているなんてありえないし、「マニュアルどおりにやってみたらうまくいった」なんて都合のいいことがあるわけない。だから成功するビジネス理論なんてのは全部イモ。読んでも役に立ちはしないね。
 もっと直接的に「どこにどんな危険があるのか」を自分の力でちゃんと見分けて、自分の行動を決めていく。それをやらない限り、ダメになるばかりだよ。誰かが教えてくれるのを待つのではなく、自分の中にその力を持つ。
 つまり生きていくための嗅覚だ。なんかおかしいと思ったら、自分で避ける。「『危険』と書いていないから落っこちた。だから看板たてないやつが悪い」というのはおかしいでしょ。

2008年7月23日水曜日

サービス・ドミナント・ロジック

サービスドミナントロジックを扱ったセミナーに出席してきました。
サービスドミナントロジックについて簡単に記せば、「よくマーケティングでは”モノ”か”サービス”かという二分法で考える風潮があるけれども、モノも、サービスもすべてサービスである=サービス・ドミナントで考えよう」というロジック(論理)です。米国では教科書も発刊されています。以下に簡単にエッセンスを記します。

1:基本原理(出所:明治学院大学 小野譲司先生)
SDL(Service dominant logic)には9つの基本原理があります。
(1)交換の基本単位は、サービス、すなわち、専門化されたスキルと知識である
(2)サービスのためのサービスは、多様なかたちで交換の基本単位を覆う。
(3)モノは、サービスを提供する仕組みである
(4)知識は、競争優位の源泉である。
(5)すべての経済は、サービス経済である。
(6)顧客は、価値をともに作り出す主体である:価値は使用されるまで起こらない
(7)企業は価値を提案するだけ:価値は顧客が協創し、規定する。
(8)サービス中心の見方では、顧客中心に価値が創造され、それゆえに顧客関係を基礎にする。
(9)組織とは、高度に専門化された能力を統合し、市場で求められる複雑なサービスへと変換する仕組みである。

現代消費社会は、モノだけではなく、コトの世界である。とは前々から実務家の間では言われていたことですが、改めてしっかり整理してあるというところでしょうか。

特に重要なのは、「共創」(=顧客と一緒に価値を作っていく)ということと、「使用価値」(=販売された時点ではなく、使用してもらった時点で本当の価値が生まれる)という概念だそうです。


2008年7月21日月曜日

ListPod - YouTube動画のマイリストを作ってPodcastで見よう!

ListPod - YouTube動画のマイリストを作ってPodcastで見よう!

便利そうなのでこどもどうぶつ園のコンテンツをこれで配信することにしよう。

マーケティングに使える統計情報

政府統計の総合窓口 GL01010101

最近、公開情報をどのように利用するかに興味があります。

野村日記 LIFEENTERTAINMENT+STYLE 株式会社 野村デザイン研究所

野村日記 LIFEENTERTAINMENT+STYLE 株式会社 野村デザイン研究所

面白そうなので、忘れないうちに。

2008年7月18日金曜日

楽天市場におけるべき乗分布

最近最も不思議だと思うことのひとつに、べき乗分布があげられます。
先日、消費者行動研究カンファレンスに参加した際に井庭先生の楽天市場における隠れた法則性なる興味深い研究結果に触れることがありました。

この、べき乗分布が何かについては井庭先生のBlogを参照していただくとして、マーケターとして非常に重要なことは、この研究結果から、「ヒット商品に、ヒットの理由は無い」ということが言える可能性がある。ということです。どんな時点においても、すご~く売れる一部の商品は必ず存在するわけで、それは個々の商品の特性に影響されるのではなく、もっと大きな社会の仕組みによって規定されるということを示唆しているわけです。さらには、べき乗分布に従う法則性を持つ市場においては、平均や分散を取ることはほとんど意味がなく、その意味で「典型的な商品」というものは存在しない。ということになります。これは本当に不思議なことですね。

2008年7月15日火曜日

米国企業に学ぶことなど無い

スタンフォード大学のオライリー教授のインタビューです。

内容をマーケター視点から要約すれば、インナーマーケティング、インナーブランディングの必要性を説いていることに他なりません。文中で紹介されていたJ&Jのクレド(企業理念に沿った行動や意思決定の規範)のように、ビジョンをアクションに移すためのツールを作ることも重要なインターナルマーケティングのアクションのひとつです。

書籍「物語力で人を動かせ」

最近、にわかに書店にある本で「物語」という言葉が題名についているビジネス本をよくみかけます。その草分け的存在がこの「物語力で人を動かせ」です。

内容は広報コンサルタントの視点からかかれたものなのですが、取り上げられている物語論の研究者は過不足なくまとめられていますし、ストーリーハウスとなづけられた広報リリース作成のためのフレームも広報だけでなく広くコミュニケーションメッセージ策定に応用できるものだと思います。

2008年7月11日金曜日

”電子メール”のPLC(プロダクトライフサイクル)

マーケティング用語に、PLCというものがあります。このPLCという概念は誰にでも栄枯盛衰があるというまぁ当たり前のことをいっているのですが、僕の仕事の経験上、どんな財・サービス・現象にも当てはまります。僕は新しいプロジェクトを担当するときには、そのカテゴリ・商品のPLCを強く意識します。
ということで、

この記事の中にある表を見ると、今”電子メール”というプロダクト自体が衰退期に差し掛かっているという分析も可能なのでしょう。


2008年7月10日木曜日

消費財のコミュニティ

すばらしいネーミングで有名な小林製薬のファンサイトです。耐久財やサービス、エンターテーメントについてのファンサイト、もしくはMixiやFacebookのようなSNSという文脈でばかりコミュニティが語られていますが、こういう昔から存在するサイトが持っている意味を考えることがマーケター的には大事なのではないかと。思います。

2008年7月8日火曜日

RICOH GX100

リコーGX200の発売に伴い、4万円(税抜き)まで下がったGX100を購入。
<購入に至ったポイント>
・持ち歩きに便利なコンデジサイズであること。
 主に外出時に持ち歩き、息子達の自然な表情をとりたいので。
 風景なども、一眼持ち歩いて、という気分ではない
・GR DIGITALと最後の最後まで迷ったが、結局ズームがついていること、値段が下がったことでGXを選択。
・カメラは銀のボディでなく、黒であるべきだと思っている
・正方形モード(写真が1:1になる)で写真をとりたかった。(ブログなどに乗せやすい)

今日の法則:耐久財は、スペック以外の価値で、一貫性を作る

佐藤 嘉洋の勝利コメントに心を打たれた件

K-1 worldmax,昨年の覇者ブアカーオをKOで下し、勝利コメント。
「愛知県から来た佐藤 嘉洋です。よろしくお願いします。
幸せにしたい人がいます。恩返ししたい人がいます。
神様、10月は優勝させてください。ありがとうございました。」
こういうコメント、時代が求めている気がします。

2008年7月7日月曜日

「消費者行動」の定義

書籍「新しい消費者行動」から。「消費者行動とは、人類が、生活の交換の局面に際し関係してくる、感動、認知、行動、環境のダイナミックな相互作用」AMAの定義より。
書籍によれば、ポイントは(1)消費者行動の扱う範囲はとても広いため、様々な学問分野の知見を融合させることが推奨される(2)消費者の内面と外面のダイナミクスを考慮することが非常に大切である。とのことです。現在は心理学的アプローチが中心になっている内面の研究が特に盛んなようです。外面に関しては社会学アプローチが主になるようです。

書籍「新しい消費者行動」

現在通っている大学院で「消費者行動論」に関する本を輪読することになったのですが、その際に上記の書籍が取り上げられました。内容としては以下の通りです

・消費者行動研究の歴史:これまでの研究者・研究内容が俯瞰できます。
・外的要因:準拠集団やライフスタイル分析などに関するトピックを概観します。
・内的要因:態度、関与に関するトピックが網羅されています。
・意思決定モデル:様々な生活者の意思決定に関する研究を概観します。
・マーケティングモデル:購買数量やブランド選択に関するモデルを概観します。

書籍「社会を<モデル>で見る」

数理社会学会監修です。数理社会学とは社会現象を数学的な論理で記述するための学問だそうです。通常の社会学では、たとえば「なぜ、コミュニティが形成されるのか?」というような社会現象の成立過程を問うような問いに対して、大気汚染など「地域の皆が団結する必要があるからだ」というようにいわゆる自然言語で説明されることになります。数理社会学では、

いくつかのパラメーターを指定した関数を定義し、その関数の特定のパラメーターを微分するなどして特定のパラメーターがどのような強度で変化するのかを解析していきます。(やっぱり文章で書いてもよくわからないので、今度数式を載せてみます。)マーケティングにおいても、なぜブランドが生成するのか?というような問いを考えるときに数理社会学のインプリケーションは役に立つのでは?と考えています。

2008年7月3日木曜日

Processing - Wikipedia

Processing - Wikipedia
デザイナーとプログラマーのあいだで紹介した作品に使われているソフトウエアです。MITを中心に開発されたメディアアートのための言語のようです。プログラミングは自然言語と違って操作性が高いため、自分でも思いもしなかったグラフィックデザインに到達できそうです。いつか触ってみたいですね。

コンサルティング力向上させる6つの質問

E.H.シャイン「プロセスコンサルテーション」より。

同書で整理されている「3つのコンサルティングモード」を使い分けるためのエクササイズ。
<1>ここ数日間のことを思い出してください。誰かがあなたに援助や助言を求めた事例を2.3あげてみてください。

<2>心の中で、その時の会話を再現してみましょう。あなたは、そのときどのような役割を演じましたか?3つのコンサルテーションモデルのうち、どの役割だったでしょうか?その役割とは異なる役割を演じることは可能だったのでしょうか?
<3>グループで行える場合は、別の誰かとペアになり、自分の事例を詳細にかたり、相手があなたの行動から何を感じるかの反応を見ましょう
<4>あなたの話したことに対する相手の反応を分析しましょう。あなたの話に対して、相手はどのような役割を演じているのでしょうか?分析してみましょう。
<5>役割を交代しましょう。相手の話に反応してみてください。あなたの反応に誘発されて相手はどのような反応をしましたか?分析してみてください。
<6>誰かがあなたに援助を求めたり、自問自答したりする場合にあなたが自然に演じている役割につちいて思いを巡らしてみてください。そのおうな役割は、状況を再考してみた際に適切だったでしょうか?あなたが学習して他に獲得すべき役割のモードがあるか、考えてみてください。

2008年7月2日水曜日

Ad Innovator: ネットはあらたな搾取工場

Ad Innovator: ネットはあらたな搾取工場

僕がつとめている会社でもお世話になっているAdInnovatorによるnewsweekの引用。
記事によれば、ユーザーによるコメディ動画共有サイトのFunnyOrDieによれば、もし、FunnyOrDieで共有されているのと同じだけの長さの動画をプロにお願いしたら、最低でも40万ドルくらいの価値はあるだろうということです。ユーザーが自主的に(willing to work for free)働いているので厳密な意味での搾取かどうかは議論の余地があるけれども、このようなCGMサイトの運営者は新しい搾取者という見方も可能だろう。と記事は結んでいます。